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MATLAB EXPO2026 ポスターセッションで発表・2位を受賞
琵琶湖における漂流物予測に向けた表層観測システムの開発と実証について発表し、ポスターセッションで2位を受賞しました。
MATLAB EXPO2026のポスターセッションで、AquaWizの神山が琵琶湖における漂流物予測に向けた表層観測システムについて発表し、2位を受賞しました。神山が筆頭著者として、AquaWiz外の高校生2人を加えた3人で研究に取り組みました。
本研究は、琵琶湖で漂流物がどのように流れるかを把握し、災害救助や流れ藻の漂着予測などに役立つ観測データを取得することを目的としたものです。琵琶湖では定点観測が中心である一方、漂流する観測機によるデータ取得は限られているため、実際に湖面を流れながら位置・水温・周辺環境などを記録できる小型観測システムの開発に取り組みました。
あわせて、LTE通信で取得したデータを地上から確認できる監視用Webアプリも開発しました。Webアプリでは、機体の現在位置や観測データを確認できるほか、位置予測やデータ出力など、放流中の運用を支える機能を実装しています。
琵琶湖北湖での長時間放流実験では、機体の不具合や浸水といった課題も確認されました。一方で、GPSログや周辺の気象データを組み合わせることで、表層の流れや局地風の影響を考察する手がかりを得ることができました。また、長時間観測に必要な電源管理のため、クーロンカウンタによるバッテリー残量推定にも取り組みました。
今回の発表では、観測機の開発だけでなく、通信・可視化・電源管理・実地検証までを一体で進めた点を紹介しました。